2019.11.25 東大発ベンチャー・フェアリーデバイセズ 遠隔で現場支援を実現 ダイキンと協業

シンクレット(作業員の肩にかかる端末)は作業の邪魔にならないよう工夫されている

 東京大学発ベンチャーのフェアリーデバイセズ(東京都文京区)はこのほど、自社開発の首にかけるウエアラブル端末とクラウド型の音声解析基盤などを組み合わせ、遠隔での現場支援を実現する仕組みを開発、サービス展開を始めた。第1弾として、ダイキン工業と協業。ウエアラブル端末を装着して空調機の保守点検やメンテナンスを行う遠隔保守支援の仕組みを共同開発し、現場に導入していく。ダイキン工業ではこの仕組みをグローバル拠点に展開する計画で、現在検証を進めている。
  (つづく)