2021.11.09 【換気の日特集】三菱電機「ヘルスエアー機能」搭載循環ファン
「ヘルスエアー機能」搭載循環ファンの「大風量タイプ」
「大風量タイプ」を来月
三菱電機は、ウイルスや花粉などを電気集じんして抑制する「ヘルスエアー機能」搭載循環ファンの提案を強化。新型コロナ下の新しい生活様式への対応を目指す。
新製品として、30畳までの畳数に対応した「大風量タイプ」を12月10日に発売する。本体内部の羽根の直径を従来機種の100ミリメートルから171ミリメートルに大型化し、独自のDCブラシレスモーターによる高出力化で、風量120立方メートル/時を実現。
適用畳数も従来の10畳から3倍に拡大した。弱運転モード(風量20立方メートル/時)や中運転モード(同70立方メートル/時)の設定もでき、室内空間の広さや在室人数に応じた風量設定が行える。
ヘルスエアー機能ユニットを空気が通過する際、ユニット内に生成される電界・放電空間が空気中に含まれるウイルスや花粉などを電気集じんして抑制する。本体に搭載した「ニオイセンサー」が室内の臭いの濃さを検知し、その変化に応じて風量を自動で切り替える機能も備えた。臭いの自然減衰と比べ、臭気のガス濃度が約60%減少する脱臭効果で、快適な室内空間の維持に役立つ。
製品背面に壁掛け設置の構造を採用しており、天井開口作業が不要な壁掛け設置が可能になった。無線リモコンに対応。壁スイッチの工事もいらず、既設建物への後付け設置でも施工の負荷削減に貢献する。
DCブラシレスモーターを採用したことにより、ランニングコストを低減しているのも強みだ。本体の運転にかかるランニングコストは月約78円。ヘルスエアー機能ユニットや「脱臭フィルター」は取り外しが容易で、6カ月に1回の水洗いによるメンテナンスで済み手入れも簡単だ。
住宅に限らず、飲食店や病院、福祉施設などでも使える。