2021.11.16 【調理家電特集】パナソニック「ライス&クッカー」

「マイスペック」シリーズ「ライス&クッカー」SR-UNX101

炊飯と調理の1台2役、炊飯コースカスタマイズをアプリで

 パナソニックは、フルスペックではなく、一人一人に最適な機能を提供するIoT対応「マイスペック」シリーズとして、炊飯と調理1台2役の新たなIoT対応調理器「ライス&クッカー」SR-UNX101の提案に力を入れる。

 「キッチンポケット」アプリケーションとの連携により本体に登録する炊飯コースをカスタマイズでき、炊飯以外の調理機能も充実している。

 マイスペックシリーズは、本体はシンプルなデザインと多機能ではなく必要となる基本機能に抑え、購入した後から機能やコンテンツを常に更新・提供し、スペックを自分仕様にカスタマイズできる。

 ライス&クッカーは、同社の従来の炊飯器のように本体に搭載された多数のコースの中から選択して使用するのではなく、アプリを通じてよく使用する3種類の炊飯コースのみを選んで本体に登録することで、シンプルな操作性・デザインを実現する。

 ほかのコースは、スマートフォンのアプリから簡単に入れ替えられる。米の種類や食感の好みなどにより、25通りの炊飯コースを搭載している。

 また、ほったらかし調理のニーズが拡大していることに対応し、スープや煮込み料理、ケーキなどに対応する調理機能を搭載した。食材をセットし、アプリからレシピを送信するだけで、食材の温度変化を捉え、適切な時間・火力で調理する。

 調理レシピは発売時の10種類に加え、食のセレクトショップ「DEAN & DELUCA」が監修したメニューを含む新しいレシピを10月以降、随時追加配信する。

 さらに、アプリを通じて、その年の米の出来栄えに応じて炊き方を更新したり、調理できるレシピが新しく追加されるなど、購入後も機能を進化できる。

 炊飯機能では、強力な泡の熱対流で米をおどらせ、一粒一粒を均一に加熱する「おどり炊き(大火力IH)」や まとめ炊きにうれしい「冷凍用ごはんコース」も搭載する。

 マイスペック調理家電として、オーブンレンジ「ビストロ」NE-UBS5Aも提案。必要なタイミングで別売アタッチメント(グリル皿/スチームポット)を購入し、キッチンポケットアプリと連携して、自分仕様に機能をアップデートすることが可能な業界初のオーブンレンジとして注目されている。