2021.11.24 米テキサス州に半導体工場新設韓国サムスン、2兆円投資見込む

 韓国サムスン電子は24日、米テキサス州テイラーに最先端の半導体工場を建設すると発表した。22年上期着工、24年下期量産開始の予定。投資額は170億ドル(約2兆円)が見込まれている。

 新工場は、サムスンにとって同州オースティンのファウンドリー工場に次ぐ米国で2番目の製造拠点。スマートフォン、5G(第5世代移動通信規格)、高性能コンピューティング(HPC)、人工知能(AI)分野向けに先進プロセス技術を用いた先端半導体を製造する。約2000人の直接雇用を創出するとしており、同州のグレッグ・アボット州知事は「外国資本による最大規模の投資だ」と歓迎した。

 米国ではファウンドリー最大手の台湾TSMCや米インテルが今年、新工場建設に着手している。

(詳細は26日付け電波新聞、電波デジタルに掲載)