2021.11.25 9月中国地域量販店前年同月比1.2%減 気温の低下影響

 【広島】中国経済産業局は「中国地域百貨店・スーパー販売動向」(9月)について明らかにした。

 百貨店(14店舗)は138億円で、前年同月比13.4%減と、4カ月連続で前年を下回り、スーパー(323店舗)は、591億円で同2.8%減と、2カ月連続で前年を下回った。土日に一部売り場を除いて臨時休業したことにより来店客数が減少し、衣料品や化粧品、飲食料品、身の回り品などが減少した。

 家電大型専門店(176店舗)の販売額は201億円。同1.2%減と5カ月連続で前年を下回った。月の前半の気温が前年に比べて低めに推移しエアコンが低調。新型コロナウイルス感染拡大で巣ごもり需要の高まりを受けた前年の反動で空気清浄機やテレビが減少した。