2021.12.03 「鉄道技術展」で各社がアピール省人化や脱炭素、安全・安心・快適など

ブースのもよう

レール関連の設備の展示レール関連の設備の展示

ドア周りも紹介されたドア周りも紹介された

ヘッドマーク類もヘッドマーク類も

 鉄道技術に特化した国内最大級のビジネス展示会「鉄道技術展」が11月末、千葉市の幕張メッセであった。関連展もあわせて約400社・団体が参加。鉄道の安全や快適を支える製品や技術の最新動向について、各社がアピールした。

 主な来場者は鉄道やインフラ関連業界の技術者や営業担当者ら。大きなトレンドは、現場の省力化対応や、カーボンニュートラル。センサーなどIoTも活用し、設備類を遠隔から確認するといったソリューションが紹介された。

 安全・安心も大きな課題。列車内で相次ぐ犯罪・トラブルが問題になり、異常気象などの影響も懸念される中、乗務員のいち早い対応や、安定した電源確保につながる素材や技術を披露していた。

 一方、一般の来場者も参加可能とあって、ヘッドマークや方向幕、信号機、運転席や車掌室のドアといった、ファンが関心を持つ設備類を熱心に見学する姿も見られた。
(6日付の電波新聞・電波新聞デジタルで詳報します。)