2021.12.07 フィリピンで小水力発電事業海外初の再エネに参画、新電力のシン・エナジー

発電所への水路に水を引き込む取水予定地

 再生可能エネルギー系新電力のシン・エナジー(神戸市中央区)は、フィリピン・ルソン島で小水力発電事業に乗りだす。同社として初の海外の再エネ事業だ。国内で続けてきた地元企業との連携手法も重視していく。発電出力は560kWで、2023年7月の運転開始を目指す。

 建設するのは、ルソン島のイフガオ州の山間部。現地のラムット川の落差約30メートルを利用して発電する。年間約376万9000kWhの発電量を見込む。11月末に着工。

...  (つづく)