2019.12.02 富士電機  現場型診断装置を開発 バッチ式MSPCで設備の異常兆候解析

バッチ式MSPC現場型診断装置(IIFESの展示)

 富士電機は、バッチ式MSPC(多変量統計的プロセス管理)で設備の異常兆候を検知・解析できる現場型診断装置「SignAiEdge(サインアイエッジ)」を業界で初めて開発し、発売した。

 生産現場では、生産性向上を目的に設備の稼働率を高めることが求められているが、様々なトラブルで稼働停止やその原因解析が課題。半導体製造や射出成型など材料投入、加工、組み立て、製品取り出しなど、一連の動作を繰り返すバッチ生産においてはその対策が難しく...  (つづく)