2022.01.10 ロボット工業会小笠原会長、「生産額1兆円超へ」ロボット関連3団体が都内で賀詞交歓会開催
あいさつする日本ロボット工業会の小笠原会長
日本ロボット工業会、製造科学技術センター、マイクロマシンセンターのロボット関連3団体は7日、「2022年新年賀詞交歓会」を東京都内のホテルで開いた。
3団体は毎年合同で新年賀詞交歓会を実施しているが、昨年はコロナ感染の広がりで中止したため2年ぶりの開催。今年も最近のオミクロン株による感染急拡大により、出席者を絞るなど感染対策を徹底した。
3団体を代表して日本ロボット工業会の小笠原浩会長(安川電機社長)があいさつ。「21年は半導体不足の影響を受けたが、中国をはじめとする輸出市場の好調や回復した日本国内需要がけん引し、当工業会の実績は受注額で1兆970億円、前年比27.7%増と初めて1兆円を超えた。生産額も前年比26.5%増の9700億円だった。22年は受注額で3%増の1兆1300億円、生産額で5%増の1兆200億円を見込み、生産額でも初めて1兆円を超えると予測している」と見通しを述べた。