2022.01.21 東北大大学院の山本俊介助教ら高分子用いた神経模倣素子の動作原理解明

 東北大学大学院工学研究科応用化学専攻の山本俊介助教と英ケンブリッジ大学のGeorge G・Malliaras教授らは、導電性高分子を用いた神経模倣素子の高性能化と動作原理解明を目指して研究を行った結果、神経模倣素子の応答は素子内のイオンの動きに支配されることを明らかにした。

 これは神経模倣素子の設計方針の構築に寄与するだけでなく、今なお不明な点が多い動作原理の解明にも役立つ成果。脳の動作を模倣した新型コンピューターの応用研究...  (つづく)