2019.12.11 細胞の3次元培養法自動化技術 日立が開発、多様な細胞を大量製造

手技および自動培養装置で大量培養した心筋細胞の位相差顕微鏡像(手技〈心筋分化効率68.1%〉)

 日立製作所は、日立のiPS細胞大量自動培養装置を用いて、従来の課題を解決できる3次元培養法の自動化技術を新たに開発した。

 2次元培養法と3次元培養法をともに自動化したことにより、ニーズに合わせて心筋細胞など様々な細胞を自動で大量に製造可能になった。

 同技術は、低分子化合物を用いて培地コストを低減した、iPS細胞の心筋分化培養技術に強みを持つマイオリッジとの共同研究の成果だ。細胞の製造自動化を検討してい...  (つづく)