2022.02.01 【HVAC&R JAPAN特集】新コスモス電機「三密おしらせシステム 換気予報」CO2濃度を計測、空間の混雑状況見える化
「三密おしらせシステム 換気予報」(左からコネクトCO₂センサー、コネクトセルラー)
新コスモス電機は、コロナ禍における三密対策用にCO₂濃度とスマートフォン利用者数を計測できる「三密おしらせシステム 換気予報」と室内のCO₂を検知し、自動で換気扇をコントロールする「換気扇コントローラ」の販売に力を入れている。
三密おしらせシステム 換気予報は、CO₂センサーを搭載した「コネクトCO2センサー」SEN2-JPと、通信機能およびWi-Fi利用者数を計測する機能を備えた「コネクトセルラー」CON2-JPを組み合わせて使用する。
SEN2-JPで施設内のCO₂濃度を測定し、数字と4段階のランプで表示。換気状況を見える化する。
CON2-JPは、CO₂センサーの測定データをブルートゥースで受信し、LTE通信でクラウドに測定データを送信する通信モジュール機能に、携帯端末のWi-Fi電波を計測してWi-Fi利用者数を算出、空間の混雑状況を見える化する機能を兼ね備えた。配線工事が不要で設置が簡単。ビル管理法の空気環境調整の一つであるCO₂濃度を360~5000ppmの範囲で測定でき、コロナ禍の換気の目安として提案する。
換気扇コントローラは、ヒト代謝ガス、臭い成分、化学物質、CO₂などの空気の汚れを検知して、換気扇のオン/オフ、強/弱をコントロールする。検知対象は、空気汚れ+CO₂、CO₂、空気汚れの3タイプをそろえた。
また、漏えいすると酸欠の危険があり、地球環境保全観点からも漏えい対策が必要な冷凍空調機器に使用される冷媒フロンガスの定置式警報器で施設ガイドラインJRA GL-13に対応した「CHR-100」、室内環境用微熱性冷媒ガス警報器「CHR-100P」、ポケットに収まるコンパクトボディーで配管の点検に適した代替フロンガス探知器「XP-704Ⅲ」の販売にも注力する。