2022.02.02 高齢者の見守りをセンサーで一手に三菱電機が新サービス、介護の負担減とQOLに
介護現場の深刻な人材不足を踏まえ、施設入居者の状況をセンサーなどで見守り、スタッフに知らせる。そんなサービスを、ヘルスケア関連の各社が展開している。スタッフの負担軽減や、入居者のQOL向上につなげるもの。ただ、見守る項目ごとの縦割りになっている場合が多い。
そこで三菱電機は、AI活用で、複数の見守り項目をまとめて把握できるサービスを開発した。環境センサー(温度、湿度、CO₂)や赤外線センサー、画像センサーなどを一体化させ、入居者の起居など生活の状況や、転倒などの異常、室内環境などを一つの見守りサービスとしてまとめて把握できる。将来は各社のサービスをつなぐワンストップでの展開も目指す。
(2日の電波新聞・電波新聞デジタルで詳報しています)