【高知】四国総合通信局（磯寿生局長）は、四国総合通信懇談会（会長＝泉雅文JR四国相談役）とともに、22日に「中山間地域等の課題解決に向けたICT利活用セミナー」を開催する。

　四国における「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けて、中山間地域などにおける1次産業の担い手不足や安心・安全の確保、医療過疎などの課題をICTの活用により解決する先進的な取り組みを紹介するとともに、光ファイバー、5Gなどデジタルインフラの整備・利活用による地域の成長について四国管内の自治体関係者に議論してもらう。

　オンライン開催に加え、高知市と安芸市に会場を設け、スマート農業や遠隔医療などに係る機器展示や個別相談会も開催する。

　開催方法は次の通り。

　◇開催日時

▽3月22日午後2時から5時30分（予定）。

　◇開催方法・場所▽現地会場　高知市会場＝高知市文化プラザ かるポート小ホール（高知市）、安芸市会場＝安芸市女性の家（安芸市）。

▽オンライン配信＝Zoomウェビナーによるライブ配信。

　◇セミナーの内容＝総務省情報流通行政局地域通信振興課による基調講演の後、事例紹介▽事例1「スマート農業実証プロジェクト（ローカル5G）～高品質シャインマスカット生産のための匠（たくみ）の技の見える化技術の開発・実証～」（講師＝YSK e‐com エキスパート・出月研二氏、山梨県農政部 農業技術課主幹・廣瀬文彦氏）▽事例2「デジタル田園都市国家の実現を四国から～サテライトオフィス誘致の可能性～」（講師＝あわえ代表取締役・吉田基晴氏）。

▽パネルディスカッション、ICT機器展示、個別相談会も行う。申し込みは17日まで。申し込み方法は四国情報通信懇談会のホームページから。https://www.shikoku-ict.jp/220322-chusankan/。