2022.03.30 福岡の地元企業と福岡市のFSC「ほしい防災」ネットで投票 4月22日まで

 【福岡】福岡の地元企業と福岡市で構築する共同事業体「Fukuoka Smart City Community(FSC)」は、次の防災アクションを市民のオンライン投票で決める「防災選」を実施している。

 同市の定める「市民防災の日」に合わせたもので、参加者に特設サイト(https://fukuoka.smartcity-community.jp/bousai/202203/)に提起されている防災課題の「候補」の中から、自分が必要と思うものを選んで投票してもらう。FSCは最も多く票を集めたものを注力課題とし、9月中の実装を目指す。

 候補はペットのための防災を考える「ペット防災」や、妊娠中・子連れでの防災を考える「子ども防災」、住まいの防災を考える「家選び防災」など九つ。

 FSCは、投票を通じて防災への取り組みをより市民のニーズを反映したものとすると同時に、防災について考え話し合うきっかけをつくるとしている。

 投票は4月22日まで、結果は5月上旬に発表される予定。福岡市外の人も参加できる。