2022.04.04 大規模災害時も通信可能、モバイルデジタル通信に注目テレネットのスマホ型IP無線機

ハザードトークM1。左側面にPTTスイッチが付いている

 3月16日の福島県沖地震の影響が続いているが、大地震などの大規模災害時の減災や、防災に不可欠なのが、通信手段の確保だ。
 避難情報、安否確認、復旧作業など、災害の各局面でさまざまな通信が使われる。しかし、スマートフォンに代表されるデジタルモバイル通信は、大規模災害に対しては脆弱(ぜいじゃく)。特に最も重要と考えられる音声通話は通信輻輳(ふくそう)などにより、通信制限がかかり、被災地に向けた通信は制限される。このため、一般に被災地の人と連絡を...  (つづく)