2022.04.08 【ルームエアコン特集】ダイキン工業「うるさらX」Rシリーズ

「うるさらX」Rシリーズ22年モデル

排気換気機能もつ

不快な熱や湿気を排出可

 ダイキン工業は、室内における快適な空気質へのニーズに応え、ルームエアコンのフラッグシップモデル「うるさらX」Rシリーズ2022年モデル(6畳用2.2kW~29畳用9.0kWまで11機種)の提案に力を入れている。

 好評の換気機能では新たに排気換気機能を搭載し、不快な熱気・湿気を屋外に排出することで、給気換気と合わせて一年中快適な湿度環境を実現する。

 新うるさらX(22年モデル)は、室外機に新たに搭載した「ダンパー構造」と「高静圧ターボファン」により、給気と排気の換気方式を切り替えることができるようになった。

 排気換気に切り替えることで、室内を換気しながら不快な熱や湿気を屋外に排出することができる。

 また給気換気により、冬場は新鮮な外気を屋外から取り込みながら、加湿・暖房ができるので快適な室内環境を実現する。

 除湿機能もさらに進化し、新除湿制御により気温や湿度に応じて必要な除湿量を小容量から大容量までリニアに制御できる新開発の「多段階電子膨張弁」を、業界で初めて室内機に採用した(「さらら除湿」リニアハイブリッド方式)。

 これによって夏場の除湿量が大幅に増加するほか、外気温度が14度(従来は18度)の涼しい日の快適な除湿運転までも可能となった。

 清潔機能では、従来の加湿・除湿によって発生する水で熱交換器を洗浄する「水内部クリーン」機能や、防カビ加工を施したファンを搭載する。

 そのほか、新製品では、室内機に抗ウイルス作用を持つ静電フィルター「抗ウイルスフィルター」を搭載、「ストリーマ空気清浄運転」との相乗効果により、6時間で浮遊ウイルスを99%抑制する(試験機機関=北里化学研究所)。

 このほか、猛暑対策として外気温50度でも冷房運転ができる。