世界最大規模の映像放送機器展「NABショー2022」が24日（現地時間）、3年ぶりにリアル展示会を米ラスベガス・コンベンションセンターで開幕した。会期は27日まで。主催は全米放送協会（NAB）。

　コロナ禍により、新たなビジネス環境への迅速な適応を迫られているメディア・エンターテインメント業界の変化に対し、今年はインテリジェントコンテンツにさらに焦点を当てている。

　Curtis・LeGeyt新会長兼CEOは「業界を取り巻く環境の大きな変化に合わせて、NABショーを新しく設計した」と述べた。

　メディアとエンターテイメント業界の未来を推進するイノベーターが集まる展示会として、将来に焦点を当てた技術とソリューションが披露。

　今年は今までの中央ホールと北ホールに加え、新しく西ホールをオープン。西ホールではコンテンツのワークフロー全体をより効率的にサポートするソリューションなどに焦点を当てている。

　放送のあらゆる分野が今直面しているさまざまな課題やユーザー体験に変革をもたらす未来技術について議論するカンファレンスも充実している。
（26日付の電波新聞／電波新聞デジタルで詳報します）