2019.12.30 【19年家電流通の回顧】関東 台風で電器店も被害 お客宅を優先して修復行う
増税前には駆け込み需要でドラム式洗濯機といった高付加価値品が売れた
関東地方における19年の家電流通市場は、7月の長梅雨によるエアコン販売の不振、8月の猛暑と9月の消費増税前の駆け込み需要によるエアコンの盛り返しと大型家電の販売増、暖冬傾向による暖房機器の停滞感などがトピックスとなった。これらは全国的な傾向と同じだが、特に関東に関しては9、10月に相次いで大型台風が上陸したことで災害の爪痕が大きく残り、地域電器店を中心に多数の被害が出た。
家電量販店の出店状況は、近年の傾向と変わらず、郊外型... (つづく)