2022.06.20 聴覚障害者らの安全性、快適性を向上 駅の音を文字や手話で表示富士通/JR東など東京・上野駅で実験開始

駅員によるアナウンスを文字に変換できる「エキマトペ」=15日、東京都台東区のJR上野駅

 東京都台東区のJR上野駅を舞台に、駅のホームに流れるアナウンスや電車の音を文字や手話で表示する実証実験が始まった。仕掛けたのは、富士通とJR東日本、大日本印刷など。聴覚に障害がある人らが鉄道を利用する際の安全性と快適性を高めることが狙いだ。音を可視化する実験に迫った。

 実験初日の15日、音の可視化装置「エキマトペ」の導入効果を確かめる実験が報道陣に公開された。期間は12月14日まで。同駅の1、2番線(京浜東北線と山手線)ホ...  (つづく)