2022.06.24 IT/通信大手各社 ローカル5G検証施設相次ぎ開設遠隔操作など実演し導入促進
川崎市中原区の「NEC CONNECT 5G Lab」にいるNEC社員が、千葉県の我孫子事業場にある油圧ショベルの遠隔操作を実演した=9日
高速大容量・低遅延・同時多接続が強みの第5世代移動通信規格5Gをエリア限定で使うローカル5Gの実用化が進む中、ITや通信大手各社が実際の導入環境に近い検証施設を相次ぎ開設している。NECは既存施設をリニューアルし、5G環境下で重機の遠隔操作などを実演する環境を整備。富士通はドローンや無人搬送車(AGV)を実際に動かせる屋外検証施設を整えた。NTT東日本は5Gを起点に自動運転技術や農業など地域循環型社会に向けた技術が体験できるフィールドをオープンさ... (つづく)