2022.07.04 国内初のADAS専用試験場茨城のJARI城里テストセンターに完成

全舗装面積は東京ドームグラウンドの2倍以上

 国内で初めてとなるADAS(先進運転支援システム)専用試験場が日本自動車研究所(JARI)の城里テストセンター(茨城県城里町)に完成し、4日、報道陣などに公開された。

 交差点を想定した走行評価ができる扇形走路でAEBS(先進緊急ブレーキシステム)などの試験が行える。総工費は10億円。直進方向500メートル、横断方向300メートルで全舗装面積は東京ドームグラウンドの2倍以上、3万平方メートルに及ぶ。

 完成記念イベントとしてデモ試験を実施した。ロボットが運転操作する試験車両が右左折する際、自動ブレーキが適切に作動して対向するダミー車や歩行者を模したダミー人形と衝突せずに停止する試験走行を披露した。
(5日付電波新聞・電波デジタルで詳報します)