2022.07.07 観光分野に広がるDX 集客へMR、メタバースなど駆使
仮想空間上で飛行機にペイントしている様子(提供=NEC)
夏休みや盆の時期が迫る中、新型コロナウイルス禍で足が遠のいた来訪客を呼び戻したい地方の集客をデジタル技術で後押しする動きが広がっている。NECや日本航空(JAL)などは和歌山県白浜町の南紀白浜空港で、現実空間と仮想空間を重ね合わせて表示する技術「複合現実(MR)」を活用して飛行機を彩るペイント体験を企画。一方、インターネット上の仮想空間「メタバース」で美術館や博物館の魅力を発信するサービスも登場しており、多彩な工夫で観光資源を光らせる試みに注目が... (つづく)