地域の医療アクセス向上に貢献へ

　入社以来、細胞代謝物など、生体由来の極微量の化学物質を検出するデバイスの開発に従事してきました。

　試作品の開発、広報、製品化の経験を通じて、新たなコンセプトを有するデバイスが市場に受け入れられるためには、ソフトウエアを含めた「使いやすさ」が特に重要であると実感したため、これを向上させるためのソフト開発、回路・機構設計にも携わってきました。

　現在は大学発スタートアップと共に、発展途上国向けのCOVID-19検出デバイスおよびシステムの開発に従事しています。

　培ってきた技術を基に、医療従事者以外のユーザーも簡単に使用出来る小型で安価なシステムを構築することにより、インフラや医療体制の整わない地域の医療アクセス向上に貢献したいと考えています。