2022.07.12 ヴィーナ・エナジーグループ、再エネ大手が取り組む地域共生陸上風力計画の鹿児島や鳥取で

改装された蓑手酒店

 国内で有数規模の再生可能エネルギー事業を手掛けるヴィーナ・エナジーグループ(シンガポール)が、地域を活性化する取り組みを熱心に進めている。特に、開発までに時間を要する風力発電事業では、地域住民らとの関係づくりは重要な課題。外資系であればなおさら、住民らの認知を高める配慮は不可欠だ。「顔が見える近い距離感」を重視する同グループ。開発に乗り出した鹿児島県や鳥取県での共生への取り組みを見た。

 「カザミドリ」は、2021年に鹿児島県...  (つづく)