2022.07.21 社会変化受け新事業に参入ビックが今秋から水の宅配 ダイニチは新分野参入計画

ビックカメラが7月に竣工した採水工場で生産する天然水

▶画像ギャラリーへ

 社会環境の変化を受け、新たな事業に乗り出す機運が高まっている。ビックカメラは今月、山梨県富士吉田市に天然水の新工場を竣工し、水の宅配サービスを今年秋にも立ち上げると発表。化石燃料の灯油をエネルギー源とする石油ファンヒーター大手のダイニチ工業は、脱炭素の流れが加速していることから、新分野への参入を計画する。健康志向の強まりにより、体重管理で課題となりがちな継続利用に向けた新たな提案に乗り出すスタートアップも登場した。

 ビックが...  (つづく)