2022.07.29 アップル4~6月2%増収円安で日本は16%減

 米アップルが28日発表した2022年4~6月(第3四半期)業績は、前年同期比2%増の829億5900万ドル(約11兆1600億円)だった。伸びは小幅ながら同期としては過去最高を記録。一方、純利益は同11%減の194億4200万ドルと7四半期ぶりの減益となった。

 中国でのゼロコロナ政策に伴う供給制約や、個人消費低迷の影響を受けた。同社は4月の前回決算発表で、サプライチェーンの制約で4~6月は40億~80億ドルの売り上げへの影響があると予想していた。

 主力のスマートフォン「iPhone」の売上高は同2%増の406億6500万ドル。音楽や動画配信などを含むサービスも同12%増えたが、MacPCやタブレット、ウエアラブル製品の売り上げは減少した。

 日本の売上高は54億4600万ドル。円安の影響で前年同期比16%減と落ち込んだ。

 (8月1日付電波新聞/電波デジタルに詳報します)