2022.09.27 NEDOがカーボンリサイクル実証拠点を完成 日本初の隣接発電所のCO₂利用 基礎・実証・藻類の3研究

カーボンリサイクル実証拠点の俯瞰(ふかん)図

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 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はカーボンリサイクル技術の早期実用化を目指し、広島県大崎上島町にカーボンリサイクル実証研究拠点を5月末に完成させた。14日、関係者向けに施設見学会が開かれた。

 拠点は基礎、実証、藻類の3研究エリアからなり、総敷地面積1万4300平方メートル。カーボンリサイクルに関する複数の異なる研究が1拠点で実施されるほか、隣接する次世代火力発電設備から分離・回収したCO₂を研究用に直接供給でき...  (つづく)