データセンター（DC）や海底ケーブルなど、日本向けで約1000億円の投資を発表した米グーグルは、デジタル人材育成などのプログラムも推進すると発表した。パートナーシップを打ち出す形だ。

　イベントに合わせて来日していたスンダー・ピチャイCEO（親会社アルファベットCEO）が、ブログポストや岸田文雄首相との会談などで明らかにした。

　それによると、社会人向けにAI関連のスキル教育や、高齢者などのデジタル訓練、コミュニティーでのメディアリテラシー向上などを図る。その一環で、同社の慈善部門を通じて、600万ドル（約8.5億円）を投じて非営利団体を支援するなどの施策に取り組む。パートナーシップを打ち出す形だ。

　また、グーグルマップをより没入型にするほか、グーグルプレイでの開発者支援なども進める。
（12日の電波新聞・電波新聞デジタルで詳報予定です）