2022.10.18 東芝のタンデム型太陽電池、EVに貢献 近距離のユーザーは充電設備が不要に 2025年度実用化を目指す

セルのイメージ

 東芝は先月、タンデム型太陽電池で、世界最高発電効率につながるトップセルを発表。発電面積(セルサイズ)の拡大によって実現した。同社は今後、東芝エネルギーシステムズ(川崎市幸区)と共同で量産化に向けた技術開発を推進。電気自動車(EV)をはじめとするモビリティーへの適用を想定し、2025年度の実用化を目指す。

 タンデム型の代表的なものとして、ガリウムヒ素(GaAs)半導体などⅢ-V族太陽電池を用いたものと、ペロブスカイトを用いたも...  (つづく)