2022.10.21 三菱不正で最終報告、累計197件判明 再発防止へ全社的仕組み作る
説明する漆間社長CEO
三菱電機は20日、品質不正問題の最終報告を公表し、全22製作所で累計197件の不正が判明した。5月公表の第3報以降では新たに70件の不正が見つかり、自動車機器を生産する姫路製作所(兵庫県姫路市)では8月まで不正が続いていた。電力システム製作所(神戸市兵庫区)では、柵山正樹前会長の関与も明らかになった。
東京都内で20日に開催した会見で、調査委員会の木目田裕委員長は、2500人以上に4000回近いヒアリングを実施するなど「全社... (つづく)