2022.10.27 スマホ写真をスクエアフィルムにプリント 富士フイルムがチェキ新製品 AR使った画像加工も
「INSTAX SQUARE Link」で新たなチェキの楽しみ方を提案する
富士フイルムは27日、四角いスクエアフォーマットのフィルムにスマートフォンの画像をプリントできる「チェキ」の新製品「INSTAX SQUARE Link」を11月17日に発売すると発表した。
スマホで撮った写真をその場でプリントできるLinkシリーズは、カードサイズのチェキフィルムにプリントできる「mini Link 2」と、ミニの2倍のサイズのワイドな「Link WIDE」をそろえる。ここに、スクエアフィルムにプリントできる新製品を追加した形だ。Linkシリーズは、若い女性を中心に支持を集め、7月に発売したLink 2は初回出荷台数が従来機種を上回るなど、チェキ独特のアナログ感や質感などが好評だ。
新製品では、AR(拡張現実)を利用した画像加工を可能にする「AR Print」や、チャットのように撮影した写真にメッセージを重ねる「INSTAX Connect」を搭載する。価格は税込み1万7800円前後を想定し、新製品でチェキを通した新たな体験価値を提案していく狙いだ。
チェキの需要増を受けて、神奈川県南足柄市の生産工場にはチェキ用フィルムの増産投資を行っている。11月から順次稼働し、チェキ用フィルムは生産量が年間2割増え、さらなる需要拡大にも応えていく構えだ。
(28日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)