2022.11.02 秋の褒章 黄綬褒章に髙橋良典・新コスモス電機社長、藍綬褒章に水谷学・元ソフトウェア協会筆頭副会長
髙橋 新コスモス電機社長
政府は、令和4年秋の褒章受章者を発表した。各府省などから推薦を受け、慎重かつ厳正な審査を行い、紅綬褒章、緑綬褒章、黄綬褒章、紫綬褒章および藍綬褒章の受章者を選考。10月21日の閣議で褒章受章者746人を決定した。
内訳は男性559人、女性158人と29団体。受章者総数(団体を除く)に占める女性の割合は22.0%となった。
紅綬褒章は自己の危難を顧みず人命の救助に尽力した人、緑綬褒章は長年にわたり社会に奉仕する活動(ボランティア活動)に従事し、顕著な実績を上げた人、黄綬褒章は農業、商業、工業などの業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有する人、紫綬褒章は科学技術分野における発明・発見や、学術およびスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を上げた人、藍綬褒章は会社経営や各種団体での活動などを通じて産業の振興、社会福祉の増進などに優れた業績を上げた人や、国や地方公共団体から依頼されて行われる公共の事務に尽力した人を対象としている。
褒章受章者
業界関係者では、アルプスアルパイン古川第2工場ものづくり研究所の鈴木浩二氏、新コスモス電機社長の髙橋良典氏が黄綬褒章を、元ソフトウェア協会筆頭副会長の水谷学氏が藍綬褒章を受章した。喜びの声は次の通り。
▽黄綬褒章
鈴木浩二(60)現アルプスアルパイン古川第2工場ものづくり研修所=宮城
髙橋良典(69)現新コスモス電機社長=兵庫
▽藍綬褒章
水谷学(64)元ソフトウェア協会筆頭副会長=東京
喜びの声
安全・安心な環境創り
髙橋良典・新コスモス電機社長 このたびは、黄綬褒章の栄に浴し身に余る光栄に存じます。
これもひとえに長年にわたり当社製品をお使いいただいた多くのお客さま、関係官庁をはじめ各方面の皆さまのご支援、ご指導のたまものと心より感謝申し上げます。栄えある受章を励みとして、「センサテクノロジーで、安全・安心・快適な環境創りに貢献する」という当社の使命の下、業界ならびに社会の発展のために微力ながら今後も一層精進してまいる所存です。
未来に夢を持てるよう
水谷学・元ソフトウェア協会筆頭副会長(現名誉顧問、ピー・シー・エー取締役相談役) このたび、藍綬褒章受章の栄誉に浴しましたことは身に余る光栄に存じます。
紙の時代から電子の時代への変わり目の中で、私自身の力不足にもかかわらず、電子開示・電子申告・電子申請等の分野で貢献できましたことは同志の皆さまの多大なるご貢献・ご協力のたまものと心より感謝しております。
今後も「ソフトウェア(国)の未来を創る」活動を支援し、若い人たちが未来に夢を持てるよう、努力していきたいと思っております。ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。