2022.11.08 子どものバス置き去り事故、独自技術で防止 SMKが実証実験へ、製品化めざす
センサーのイメージ
SMKは8日、ミリ波レーダーのセンサーと、独自開発のアルゴリズムを組み合わせた製品「Milweb(ミルウェブ)」を活用し、送迎バス車内の子ども置き去り事故防止への取り組みを始めたと発表した。実証実験を進め、来夏の量産開始を目指す。
幼稚園や保育園の送迎バスの車内に子どもが取り残される事故が繰り返し起き、社会問題にもなっている。そこでその解決に向け、人の目による確認を補完する安全確認機能として、同社の開発したMilwebのセンシング技術を活用し、遠隔管理システムの構築を進める。
システムでは、エンジン停止後に車内に取り残された子どもの有無を検知→検知した情報をモバイルデータ通信を介してサーバーに届けることで遠隔管理→車内に子どもが取り残されていた場合は、緊急通報のアラームで通知、という流れになる。
(9日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)