2022.11.09 日本財団と水路協会が全国の浅海域を航空測量、「海の地図」づくり始動

「海の地図」のイメージ

 日本財団と日本水路協会は、日本全国の海岸につづく浅海域を地図化する「海の地図PROJECT」を開始した。今後10年間で、日本の総海岸線約3万5000キロメートルの9割を航空測量し「海の地図」の整備を目指す日本初の取り組みを行う。

 日本の海岸線は、省庁や行政の複雑な管理・所管体制もあり、水深約0~20メートルの浅海域の詳細な海底地形情報は2%程度しか把握されていないのが現状。水難事故防止や生態系の把握など、さまざまな分野の研究...  (つづく)