2022.11.14 台湾・鴻海、増収増益 次期は拠点・鄭州の都市封鎖影響も

 iPhoneを手掛ける電子製品受託生産大手、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の第3四半期(7~9月)決算は、売上高が前年同期比24%増の1兆7466億台湾ドル(約8兆円)、純利益が同5%増の388億台湾ドルで、3Qとして過去最高になった。消費者向け製品に対する強い需要で、同社の予想を上回る大幅な成長となった。

 ただ、通期の見通しは成長を維持しつつも、鄭州での都市封鎖などの影響から、第4四半期の見通しを引き下げた。