2022.12.01 AIで鉄道設備の復旧対応支援、日立とJR東が実用化

 日立製作所はこのほど、JR東日本と連携し、人工知能(AI)を活用して鉄道設備の復旧対応を支援するシステムを実用化したと発表した。輸送障害が発生した際に、素早く障害原因の特定や復旧方法の指示を行えるようにする。来年4月から、山手線などの首都圏の在来線で本格運用を始める計画だ。

 両社は2020年3月から共同でシステムの実証実験を進め、有効性を確認した。復旧に約2時間かかっていた事象の復旧時間を、1時間程度に半減できることを確かめ...  (つづく)