2020.01.20 【エバーライト ジャパン】事業ポートフォリオ
LED、光センシング部品のラインアップ
有色系LED 非家電向け比率が70%に上昇
市場、ユーザーの変化に対応し、事業ポートフォリオを大きく変えている。
日本の液晶バックライト用LED売上げの90%以上を占めていたテレビ用は20年に70%、21年には50%を切る見通し。逆に車載用LEDの売上高比率は19年度の10%から20年に30%、21年には60%にまで高まり、バックライト用LEDの主力市場が変わる。
有色系LEDも18年まで売上げの70%が家電向けだったが、20年に家電向け、非家電向けが50%ずつになり、21年には産機用が加わり非家電向けが70%、家電向けは30%と逆転すると予想する。
アミューズメント、デジタルサイネージ、産機の売上げが増え、非家電用売上げを押し上げる。
アミューズメントは大手複数メーカーでRGB LED、白色LEDの採用が決定。供給を始めている。
デジタルサイネージは駅の大型パネルなどにRGB LED、白色LEDを供給。東京五輪、大阪万博に向けて増大する屋内、屋外のデジタルサイネージ需要に応える。
産機は単色LED、2色LEDの需要に対応する。
光センシング部品でも世界第2位のフォトカプラで1次電源と2次電源の絶縁用の信号切り替え用途の産機市場が拡大。フォトインタラプタはプリンタ、複合機の紙検知用の需要が増え、非家電用売上げを引き上げている。