2022.12.09 名古屋大と旭化成が世界初 深紫外半導体レーザーの室温連続発振に成功

作製した深紫外半導体レーザーのパッケージ写真と、連続発振光を、深紫外線が当たると光を発する蛍光塗料が塗られたスクリーンに投影した様子

 名古屋大学未来材料・システム研究所の天野浩教授らの研究グループは旭化成と共同で、深紫外半導体レーザーの室温連続発振に世界で初めて成功した。2025年の実用化を目指す。

 世界で初めて、UV-C帯域274ナノメートルの深紫外半導体レーザー(UV-C LD)の、室温で直流電流を通電してレーザー発振させる手法である室温連続発振に成功した。UV-C(深紫外)は波長280ナノメートル未満の紫外光。

 共同研究グループ...  (つづく)