2023.01.18 核融合技術へ日英でタッグ 古河電工が先端材料供給

磁石の組み合てのもよう

 古河電気工業は、核融合エネルギーの推進に向け、英トカマクエナジーとの関係を強化する、と発表した。核融合炉の建設に必要な数百キロメートルに及ぶ量の高温超電導線材を、数年間にわたり供給する。

 グループで、すでに高温超電導線材の製造を開始。トカマクエナジー社への納入を進めていく。

 トカマクエナジーのパイロットプラントや将来の商用核融合炉に必要な線材の量産拡張のため、設備拡張計画の検討を始めたとしている。

 古河電工は「新しい核融合エネルギーの実現に向け、両社のコラボレーションを通じ、当社の超電導線材が重要な役割を果たすと期待する」としている、

 トカマクエナジー社は、世界をリードする商業核融合エネルギー開発企業。

(19日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)