2023.02.02 自動調理鍋 存在感高める 家事省力化ニーズ捉え各社、提案を強化

家事省力化、おいしさ志向の高まりを背景に成長が期待される自動調理鍋

 生活スタイルの多様化や共働き世帯の増加を背景に家事負担が増え、家事の省力化に貢献できる家電への関心は高い。〝ほったらかし家電〟の代表格・自動調理鍋(電気調理鍋)もその一つだ。炊飯器や電子レンジに加え、主要調理家電の新カテゴリーとして存在感を強めている。家事省力化のニーズは今後も継続するとみられることから、各社はさらなる普及に向けた提案を加速する。

 共働き世帯の増加で家事負担が増えていたことに加えて、コロナ禍で生活様式が一変し...  (つづく)