2023.02.04 米IT大手、厳しい決算相次ぐ 中国のコロナ政策や消費不振も

 米テック大手の昨年4Qの決算発表が2日(日本時間3日)に相次いであり、景気後退や供給網の混乱など、厳しい状況を反映する内容になった。

 アップルは、売上高が前年同期比5%減の1172億ドルになるなど、15・四半期ぶりの減収減益。コロナ禍で中国からのiPhone供給が停滞したことなどが響いた。

 グーグルの親会社アルファベットは、売上高が760億4800万ドル、同1%増とほほ横ばいで、当期利益は減少。広告収入が減少した。

 アマゾン・ドット・コムは、売上高は同9%増の1492億ドルだったが、純利益は大きく減少。輸送費や人件費などコスト上昇や、為替動向も影響している。

(6日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)