三信電気の2023年3月期第3四半期（22年4～12月）連結決算は、売上高が約4割増、利益が倍増以上になる増収増益だった。

　デバイス事業は、電子部品販売が堅調に推移したことに加え、商権の拡大や家庭用ゲーム機向けの販売好調により海外半導体の売上高が増加。為替相場も追い風となった。

　ソリューション事業は、前年同期に消防防災の大型案件を計上した反動や半導体などの需給逼迫（ひっぱく）に起因した製品の供給難の影響も受けた。