2023.02.27 事務機大手4~12月連結決算 DXや円安で業績大幅好転 為替の動向や地政学リスクで通期見通しは慎重

 事務機大手の2023年3月期第3四半期(22年4~12月)連結決算が出そろった。コロナ発生後、オフィス離れが進むとともに、半導体など部材の不足、各社の生産拠点がある中国・上海のロックダウンの影響を受けてきたが、DX(デジタルトランスフォーメーション)や働き方改革、円安など為替効果も寄与し、各社とも大幅に業績を好転させた。通期業績見通しは、為替の動向やウクライナ侵攻など地政学的リスクもあり、慎重な見方が強い。

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