2023.03.16 NECと阪大の協働研究所、「理想の介護」実証プロジェクト デジタルツイン駆使
サービス付き高齢者向け住宅「柴原モカメゾン」の外観(提供=NEC)
研究開発の場を生活空間の近くに設ける「リビングラボ」。NECと大阪大学が設立した「NEC Beyond 5G協働研究所」はそんな手法を用いる実証プロジェクトを、日本モンテッソーリケア協会運営のサービス付き高齢者向け住宅「柴原モカメゾン」(大阪府豊中市)で始めた。現実空間と同じ状況をデジタル空間に再現する「デジタルツイン」を活用し、理想的な介護を追求する。
具体的には、気温や気圧などの環境データのほか、「被介護者の体温や心拍数... (つづく)