2023.03.22 【PR版】5Gが創る未来、つながる世界! アーティファイ
遠隔操作する電動車いすに乗りARコンテンツを楽しむ様子
スマホカメラで遠隔地の機器操作
遠隔医療や教育分野に応用へ
アーティファイ(東京都新宿区)は、スマートフォンのカメラで遠隔地にある機器を手元のブラウザーから操作する「テクセンプラットフォーム」を開発・提供している。1月には、その核となる基板「テクセンボード」の販売を開始した。
有馬弘社長は「クリークのサポートがなかったらここまでこられなかった。低遅延、高速、大容量が特徴の5Gにも期待感は強い」と語る。それというのも、同社のサービスをクリティカルな領域で使うには、高速通信環境は不可欠だからだ。
同社のプラットフォームを使えば、モーター駆動する小型なラジコンから大型トレーラーまでさまざまな機器を遠隔操作できる。遠隔医療にも応用は可能だ。ただ、遠隔医療では、少しの通信遅延が患者の命を奪いかねないリスクが伴う。
今回の5Gプロジェクトでは、一般利用にも応用できる電動車いすを遠隔操作する実験を実施。乗った人が車いすを操作せずに、タブレットに表示されるARコンテンツを楽しめるという内容だ。発想次第で多様な機器を遠隔操作できることから「今後は教育関係にもアピールしていく」(有馬社長)とする。