2023.03.29 【関西エレクトロニクス産業特集】パナソニック エアコン「エオリア」23年度モデルLXシリーズ、エネチャージを訴求

「エオリア」23年度モデルLXシリーズ

 パナソニックは、電気代の値上げや物価の高騰で消費者の節電意識が高まる中、家庭における消費電力が多いエアコンの省エネ提案を強化する。

 ルームエアコンのフラッグシップモデル「エオリア」2023年度モデルLXシリーズは、省エネ大賞を受賞した。店頭も含め、省エネ提案を強めるとともに、清潔・快適性能の提案にも力を入れていく。

 エオリアLXシリーズには、省エネ技術として同社独自のエネチャージ機能が搭載されている。

 エネチャージは、コンプレッサーの排熱を蓄熱し暖房および冷房に再利用する技術で、今まで捨てられていた熱を有効に活用して省エネ性能を高める。

 夏場に向けては「エネチャージ極上冷房」も訴求ポイントとして打ち出す。

 パワフル仕様の室外機による素早い冷房立ち上げ(20年Xシリーズ比15%アップ)で快適性を高め、冷房安定時には、捨てられていた排熱を有効活用するエネチャージ極上冷房で、エネチャージ非搭載モデルに比べて消費電力を10%抑える。

 23年度モデルから新たに搭載した「しっとり冷房」もアピールを強めていく。

 ほかにも、LXシリーズでは給気・排気換気機能、ナノイーX(48兆)など、清潔・快適機能を充実させている。