2023.05.09 【調理家電特集】パナソニック「オートクッカー ビストロ」 業界初、「圧力」と「かきまぜ」を両立

「オートクッカー ビストロ」NF-AC1000

 パナソニックは、今年2月から、おうち時間の増加で内食化が進む中、業界で初めて「圧力」と「かきまぜ」機能を両立し、本格的な炒め物調理や煮詰め調理ができる自動調理鍋「オートクッカー ビストロ」NF-AC1000を投入した。

 発売から好調な立ち上がりを見せ、販売店や顧客からの問い合わせも多く、注目されている。同社によると購入者アンケートで約9割が満足と答え、ユーザーから高く評価されている。

 特に料理の仕上がりの満足度が高く、「圧力」「鍋底からかきまぜ」機能に加え、「炒め物までできる」調理幅の広さに魅力を感じているという。

 オートクッカー ビストロ最大の差別化特長は「圧力」と「かきまぜ」機能を両立した調理機能の採用だ。

 炊飯器や電気圧力鍋で磨いた圧力技術と、ホームベーカリーで培った攪拌(かくはん)技術を融合させて開発した。

 「鍋底かきまぜ」機能は鍋底に取り付けた羽根と、鍋側面に配置した突起(リブ)により、食材をひっくり返しながら下からむらなく加熱できる。マーボー豆腐なども煮崩れを起こさず、しっかり調理できる。

 「高火力・高圧機能」では、業界最高の1285Wの火力と鍋底かきまぜにより食材を焦がさずに調理することができる。

 チャーハンはパラパラの食感でおいしく、野菜炒めはシャキシャキの食感に仕上がる。豚の角煮など煮詰め調理もできる。

 また、圧力は業界最高クラスの約2気圧を備えており、魚の骨までやわらかく調理することもできる。

 「オートメニュー」は100メニュー以上調理可能だ。

 本体への初期搭載メニューは25メニューで、IoT対応により、「キッチンポケットアプリ」に約100メニューを公開しており、順次メニューを増やしている。

 人気メニューはチャーハン、カレー、肉じゃが、角煮、野菜炒めなどだという。最近では「カルボナーラ」メニューをアップデートし、15分以内でクリーミーな本格的な仕上がりを実現する。

 オートクッカー ビストロでは、おまかせで調理することができるだけでなく、メニューの一つ一つに対して目標とするおいしさを設定し、かきまぜの速さや、温度など細かくプログラムを調整する。

 オートクッカーは、スチームオーブンレンジやホームベーカリー、トースターをそろえる「ビストロ」シリーズ四つめの調理家電で、本体カラーもシリーズと同様ブラック色を採用し、統一感を持たせている。