2023.05.16 新幹線貸し切ってウエアラブルデバイス体験会 日本Nreal、新幹線2例目
照明も使って雰囲気を出す中でプレゼン
16日は「旅の日」。これにあわせ、出張や旅行中に便利なウエアラブルデバイスを体験してもらう催しが、東京から名古屋までの新幹線車内で開かれた。
中国Nreal社の日本法人、日本Nreal(呂正民社長)が開催。通信事業者などとも協業して製品を展開している同社は、本体約79gと軽量で130インチの大画面表示を実現するサングラス型ウエアラブルデバイス「Nreal Air」などを訴求している。
「出張や旅行の移動時間に、パーソナルに画像や映像を見る楽しみを、実際に高速走行する車内で体感いただければ」と、新製品などで企画した。
報道関係者やインフルエンサーなど数十人が参加。2車両を貸し切って開かれた。窓を閉め照明を落とし、プロジェクションを使うなど、映画館のような雰囲気になった。
JR東海によると、こうした新幹線利用は、以前に飲料メーカーのイベントで同様の企画があっただけで、2例目。ガジェット、デバイスのイベントは初めて。費用は「席をすべて購入いただくより、割安。詳細はケースバイケースです」(担当者)とのこと。「人の移動も自由になってきた、いいタイミングで開いていただいた。新幹線との親和性も高い製品のプロモーションなどに今後、活用していただければ」(同)と手ごたえを話していた。
(18日以降の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)