2023.05.23 【JECA FAIR2023特集】アイホン 各種インターホンシステムを展示

PATMOαモニター付き親機「GBM-2M7」

 アイホンは、2月に新たに発売した「PATMOα」の7型モニター付き親機をはじめ、「Pabbit」を搭載した集合住宅システム「dearis」、一戸建て住宅向けインターホン、ワイヤレス子機対応テレビドアホン「WS-24A」、業務用IPネットワーク対応インターホン「IXシリーズ」などを展示する。

 PATMOαは、小規模マンション・アパート向け集合住宅用インターホンシステム。2月に発売したのは、7型モニター付き親機でスマートフォン連動タイプの「GBM-2M7」だ。大きく見やすい7型モニターにより、来訪者の映像や設定メニューを大きな画面で確認可能。スマホとインターホンを連動させて、生活の利便性や快適性を向上させることができる。

 外出先でもスマホで来客応対ができ、動画録画の確認、部屋との通話などが可能。住宅玄関の電気錠も、スマホや居室親機で解錠できる。住宅玄関の子機は2台まで対応。モニター付きワイヤレス子機とつながり、キッチンや寝室などへ手軽に持ち運べる。

 昨年11月発売の拡張制御装置「GBX-3EXP」を設置すれば、最大150住戸まで対応できる。

 dearisは、伝票番号認証型オートロック解錠システムPabbitを搭載している。初めてモニター付きインターホンを使う人でも楽に操作できる「らくタッチdearis」もそろえる。

 Pabbitは、エントランスインターホンで荷物の伝票番号を認知してオートロックを解錠する。居住者が不在でも各階や各住戸、共有部に設置されている宅配ボックスへ確実に荷物が届く。人ではなくモノでの認証のため、配送やなりすましの予防効果を持つ、利便性とセキュリティーを兼ね備えたスマートな宅配システムだ。

 WS-24Aは、来訪者やシーンに応じて、自動もしくは手動で玄関子機から音声メッセージを流し、来客対応ができる。

 IXシリーズは、無人化・省人化に貢献する幅広い業務用途向けのIPネットワーク対応インターホン。